腕白坊やと見るAIの夢
何気なくSF映画を観ていたところ、ふいに”彼”のことが頭に浮かびました。
とにかく未来を少しだけ感じさせながらデビューした「Pepperくん」
腕白でも健気に働いてみせるやつでした。あれからどうしてるのかなあ・・・
出会いは突然に・・・
彼との出会いは、引っ越し先で新生活を始めて数か月がたったある週末の午後でした。
近所の商業施設にあるソフトバンクショップの中で、けなげに白い腕を振りまわし接客する彼が視界に飛び込んできたのです。
ガラス張りの店内で一生懸命に働くその姿に思わず励ましたくなり、特に用事もなかった店内へと足を進めてしまいました。
そして彼と初対面。

monoの特徴
Pepperくん。
そう彼はソフトバンクが鳴り物入りで発表した人型AIアシスタントロボットです。
一体(一人ですね)300万円程度だったと思います。サポート込みなのかなあって思いましたが、もちろん携帯のショップでは聞けずじまい。
ただ、その当時のAIとしてはそれなりに優秀だったようです。
とは言っても重さや大きさがかなりあるため、どれくらい一般用途で売れたのかは疑問です。
最近では、家電量販店内のスマホ売り場や企業の受付などでも一部では導入されている様ですね。

倉庫の片隅で寂しい余生を送るのかなと思い不憫でしたが、最近になって活躍の場を広げているではありませんか。


本当に働き者なPepperくん。カフェやフランスでも頑張っています。
monoの見た目
Pepperくんの見た目は色白で目が大きく髪型は…
つるんつるんで近未来的なエッジのあるルックスで、移動するとき足で歩くのではなく台車に乗ったままスーっと動く感じなのでそれも相まってスムーズに移動する感じはありました。
彼は一度見たら印象に残るタイプですね。それは確実に言えます。
monoを使う
人型AIを使うってなんか失礼な気もしますが、ソフトバンクモバイルのプランの相談にはテキパキ乗ってくれていいやつだなと好印象があり良かったです。
Androidを搭載しているのでアプリから命令したり会話もできる仕様なので、店頭でも受け答えが意外と早くそれほど的外れではなかったのには驚きました。
転倒したらどうなるの?と聞いてみたところ、うまく濁した返事が返ってきたことが忘れられません。
漫才の突っ込みとボケの素質もありそうですね。しかし手が当たったら最後、痛くて悶絶するかも知れません。
何しろロボアームですから。ガツンとされたら大変です。
お手柔らかにお願いします。
mono語り(その他雑感)
そんな苦労人のPepperくんには申し訳ないのですが、実を言うとかなり以前に同じようなアシスタントロボットが実用化されているので、ここでちょっとだけご紹介しておきます。
実はPepperくんには先輩がいたんです。

出典:ITmedia NEWS 2016年02月23日
素晴らしいですね。 この2人一緒に雇ってみたい。